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クリエイターズバトン:九州経済産業局/湯川俊明氏

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経済産業省 九州経済産業局

サービス産業室/コンテンツ産業支援室 室長(名ばかり管理職です)
湯川 俊明 「ゆがわ」と濁ります。心は濁ってません。

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1.今の仕事を始めることになったきっかけ

人事異動です。
ん? この質問って国家公務員になったきっかけですか?
う~ん、遠い昔なので忘れてしまいました。

 

2.どんな仕事をしていますか?

サービス産業室では、日本のGDP、雇用の7割を占めると言われるサービス産業、その生産性を高めるための取り組みを一つの柱としています。
加えて、観光産業、デザイン、生活充実型産業なども手がけています。
そして、コンテンツ産業支援室では、九州局では2本にしぼって支援しています。
一つはフィルムコミッション(以下FC)。
FCとは、映画やTV、CMなどの撮影を誘致し、撮影のサポートを行う非営利団体のことです。FCを応援することにより、地域を活性化し、映像産業の振興にもつなげ、国際的にも優れた映像コンテンツを創っていこうというものです。
最近の例では、北九州FCが誘致し、北九州オールロケで撮影が行われた羽住監督(代表作「海猿」他)綾瀬はるか主演の「おっぱいバレー」。小倉の先行試写会に綾瀬はるかさんも来訪、舞台挨拶でご本人を拝見しましたが、天然で真っ白でした。
そして、ゲーム産業の振興。
重要な輸出産業で技術力も高く、COOL  JAPANの一つとして、日本が誇れるもの。
産学官連携して今後とも応援していきたいと思います。

 

3.私にとっての思い出のゲーム。

子供の頃に兄とした野球盤ゲームですね。(アナログでごめんなさい)
お恥ずかしい話ですが、デジタルのゲームは実はやったことありませんでした。
このポストに就いて、イケメン男の部下、武良さんにプレステ2を借りて、ドラクエをやったのが初めてです。結果は聞かないで下さい。

 

4.最近読んで面白かった本やおすすめの映画はこれ!

今年に入って、心に残った映画は、イサベル・コイシェ監督、ベン・キングズレー、ペネロペ・クルス共演の「エレジー」。
二人が会話を交わすきっかけとなったパーティーのシーンでマデリン・ペルーの"Dance Me to the End of Love"(哀しみのダンス~原曲:レナード・コーエン)が使われていて、ビリー・ホリデイを彷彿とさせるその声が、なんてことはないシーンに艶のある空気を醸し出していたような。音は大事ですね。ゲームも音が重要!というのが、昨年度のセミナーでも実感しました。
内容は・・・。ちょっと切ないので、ご関心のある方はDVDで。(でも映画館で感じた哀感はDVDでは再現できないでしょうが。)
イイ映画というのは、万人が良いと思う映画かもしれませんが、年齢を重ねるごとに見方が変わっていく映画、成長とともに見えなかったものが見えてくるような映画がイイですね。
「エレジー」は、いわゆる名作ではない、秀作、佳作の部類かもしれませんが、人によって、老若男女ですごく評価、見方が分かれる映画でしょう。
イングマル・ベルイマンの「野いちご」やタヴィアーニ兄弟監督の「太陽は夜も輝く」が見たくなりました。今、見ると、自分がどう感じるか、ちょっと気になりました。

 

5.ゲーム業界を目指す方へアドバイス

果たして、40歳、50歳になってもクリエーターであり続けることができるか?

私にはわかりませんが、40年以上前、ローリングストーンズが今でも現役ロッカーとして活躍していること、誰が想像したでしょうか。
60歳過ぎたミック・ジャガーがステージで走り回り、禁煙のはずのステージでキース・リチャードがタバコ吸いながら、かっこつけてギター弾いているのを誰が想像したでしょうか。彼らを支えているのはこだわり。いつまでロックをやっていけるか挑戦し続けること。方法論としては、ブルースという自分たちのベースを見失うことなく、その時代、時代の音を雑食のごとく飲み込みながら走り(ころがり)続けること。

ゲームという世界で、そういうことが起きてもいいんじゃないですか。

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