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コンポジションのお仕事:坂本 英城さん(株式会社ノイジークローク)

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お名前:坂本 英城
会社名:株式会社ノイジークローク
職種:代表取締役 / コンポーザー
過去携わったタイトル:
『討鬼伝』シリーズ、『大乱闘スマッシュブラザーズ3DS/WiiU』
『タイムトラベラーズ』、『ワンピース アンリミテッドワールド R』
『勇者のくせになまいきだ:3D』、『無限回廊』シリーズ
『100万トンのバラバラ』、『428〜封鎖された渋谷で〜』
『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊』、『怪獣が出る金曜日』
『モンスターストライク(アニメ / 3DS)』など


■ あなたのお仕事内容について教えてください。
ゲームの中で流れる楽曲の制作をおこなう仕事です。
ゲームのディレクターから楽曲についてのイメージを聴き、キャラクタや風景などのビジュアルイメージやシナリオを拝見しながら、プレイヤーの方がゲームにのめり込めるような音楽を作っていきます。ときには譜面を書いて、歌やオーケストラを録音することもあります。


■その職種を目指したきっかけを教えてください。
また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?

中学生のときにのめりこんだファミコンが私の人生を変えました。少ない音数と音色でたくさんのことを表現できるゲーム音楽というものに関心を抱き、将来ゲーム音楽を作る仕事に就きたいと強く思いました。
いまでは音数の制限を考慮しなくてもほとんど問題ありませんが、それでもゲーム音楽には独特の作り方と再生の仕方があり、その研究をするだけでとても楽しいです。ゲームのサウンドにはあらゆるメディアのなかでも最先端の技術が結集していると思います。


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▲ お仕事中の坂本さん


■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?
とにかく浴びるように音楽を聴き、それを耳で聞いてコピーしてみる、その繰り返しでした。自分の気に入ったサウンドにどうすれば少しでも近づくことができるかを、自分の耳で解析し、コンピューターに打ち込む。作曲においてこれに勝る勉強はありません。理論などは二の次です。人を感動させる要素というのはそもそも体系化などできないものなのですから。


■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
もっと友達を作っておけば良かったなぁと思います(笑)。社会に出る直前の4年間という時間は途方も無く貴重です。当時もその自覚はあり、とにかくCDや音楽機材を揃えるためのアルバイトと音楽の勉強を最優先にしていたので、友達付き合いを避けていました。いまは当時のことを語り合える友人が何人かいたら楽しいだろうなぁと思ったりします。


■日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?
とにかく心を揺さぶられる場所に足を運んでみることです。映画を観に行くとか、異なる国の文化を体験するとか、愛する人と食事をするとか、です。人に感動を与える作曲家という仕事は、誰よりも「感動」に関してプロでなければいけないと思っています。あらゆる種類と大きさの感動を実際に身をもって体験しているかどうかが、作曲をするときの引き出しの数と容積に比例すると考えています。


■ どういう方がこの職種に向いていると思いますか?
 また、どういった方に目指してほしいですか?

どんなことにも興味を持ち、自分の知らないことがあると気になって調べてしまう。大きな声で笑い、泣き、自分の感情に素直である。自分の感じた喜びや楽しみを、すぐに多くの人に知って貰いたくて、直接伝えたりSNSに投稿したりする。この世界で成功している人に共通している行動です。「感じる力」と「伝える力」をバランスよく合わせ持った人が、作曲家という職種に向いていると思います。


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