お名前:森下 宏樹 会社名:株式会社ガンバリオン 職種:プログラマー 過去携わったタイトル: ◇Wii Fit U ◆ワンピース アンリミテッドワールドR ◆ワールドトリガー スマッシュボーダーズ ◇...発売:任天堂株式会社 ◆...発売/配信:株式会社バンダイナムコエンターテインメント | |
■ あなたのお仕事内容について教えてください。
自社ゲームエンジンのグラフィックス部分全般の開発・保守、関連してツールやDCCツールプラグインの作成、デザイナーさんからきた見た目への要望に対する対応、後はR&Dのようなものも合わせて行っています。
■グラフィックスプログラムとはどういったお仕事ですか?
その名の通り画面に絵を出すための仕組みを作る仕事です。
ただデザイナーさんのデータをそのまま出すのではなく、魅力のある画面にするためにどのようにライトを当てるか、どのようなフィルタを掛けるか等々をデザイナーさんと入念にやり取りをしてゲームの画面を作り上げていきます。
■ このお仕事で気を付けていることはなんですか?
常にいろいろな技術についてアンテナを張って情報収集することでしょうか。
ゲームに使用されている技術分野の中でも特にグラフィックス関連技術は進歩が早い分野かと思います。
ハードウェアのスペックも上がってきて、ゲームでも実現可能な表現等も飛躍的に増えていますし、求められるクオリティも上がっています。ですので多くの技術に触れ、自分の引き出しの中に入れておくことで、
ゲーム制作時に選択の幅が広がり、より良いクオリティに近づけるのではないかと考えています。
■ この仕事のおもしろさや魅力を教えて下さい。
仕事の内容が見た目にそのまま直結するのでやってきたことの成果が一番実感しやすい仕事かと思います。ソースコードを1行書き換えただけでも見た目が大きく変わったりするので、やっていて飽きないですし、もっといろいろ試したいと自然と思えますね。
■ どういう方がこの職種に向いていると思いますか?
またどういった方に目指してほしいですか?
新しいことに対して興味を持って率先して取り組める方でしょうか。
やはり次々と新しい技術が出てくる中でそれに対する取り組みというのは重要ですので、新しいことを知りたい!できるようになりたい!という気持ちが持てるということはそれだけで武器になるのではないかなと思います。
▲ お仕事中の森下さん
■ ゲーム業界を目指したきっかけを教えてください!
また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?
大学4年の時に友人達と家に集まってわいわいとゲームをやっていた時にこういうのを作る仕事ができたらなと思い目指し始めました。それまではゲームも殆どやっていませんでしたね。大学は工学系ではありましたが情報系ではなくプログラミングもほぼやったことがありませんでした。そこからひたすらプログラミングの勉強をしてこうして働いているわけなのですが、今考えるとあの時どんだけ楽しかったんだ!?って感じですね。
■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?
技術書をたくさん読んでいたことでしょうか。
独学でしたのでとにかく本だけが頼りでした。なのでとにかく気になったら技術書を読み、コードを組んではテストを繰り返していました。それが今でもとても役にたっていますし、ある意味で習慣づいていて今でもよく技術書を買って読んでいます。お金はかかりますが...。
■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
もっと英語を頑張っていればよかったかなと思います。プログラマーは英語の文献とか、ウェブサイト、講演等々見ることが非常に多いのでちゃんと勉強しておけばよかったです。
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