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サウンドディレクションのお仕事:廣瀬 祐一さん(株式会社ガンバリオン)

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お名前:廣瀬 祐一
会社名:株式会社 ガンバリオン
職種:プログラムセクション サウンドエンジニア
過去携わったタイトル:
◆ONE PIECE グランドバトル!シリーズ
◆ワンピース アンリミテッドシリーズ
◆ワンピース ギガントバトル!シリーズ
◇JUMP SUPER STARS
◇パンドラの塔 君のもとへ帰るまで
◆ワールドトリガー スマッシュボーダーズ
○ゴロンディア
◆ドラゴンボールフュージョンズ(8月4日発売)

◇...発売元:任天堂株式会社
◆...発売・配信元:株式会社バンダイナムコエンターテインメント
○...配信元:株式会社ガンバリオン


■ 「サウンドディレクション」のお仕事内容について教えてください。
担当作品タイトルの全体のサウンド設計と演出、実際のデータ作成
(BGM,効果音、ボイスディレクション)と管理を行っています。


■ サウンドディレクションとはどういったお仕事ですか?
担当のディレクターと、ゲーム内でのコンセプトをもとに、サウンドでできる演出案を出し検討します。
弊社の場合は作業者兼任になることが多いので、
それぞれBGM作曲や効果音の作成、ボイス台本作成を行いながら
ゲーム中のサウンド演出に関して設計を行います。


■ このお仕事で気を付けていることはなんですか?
ゲーム全体でのドラマの流れについて、どう演出するか、いつも気を付けています。
話の流れで「ここ一番でこの曲を使う!」というタイミングや
逆に「曲は使わず効果音のみで登場人物の心理的な緊張感を表す」
などという事もあらかじめ狙って行います。
効果音についても「記号的な意味」の音なのか、また「自然になじむ」音なのか、
はたまたその「両方の意味を持つ」音にするのか。
一つ一つに対してバランスをとりつつ設計を行います。
細かいところですが、ゲームをプレイしているプレイヤーの心理を先読みしつつ、
効果的な音を届けるように配慮しています。


■ その仕事のおもしろさや魅力を教えて下さい
やはりサウンド演出の目論見がうまくはまって、リリースされてからお客様の声を戴けた時ですね。
また、「ここはサウンドで何とかお願い!」というオーダーにうまく応えられた時。
ゲームとしての手ごたえが音との相乗効果でグッと上がります。
ここは毎回「やったぜ!」と感じる場面でしょうか。


■ どういう方がこの職種に向いていると思いますか?  またどういった方に目指してほしいですか?
音楽についての知識があれば即戦力につながることは間違いないのですが、
それよりも、ゲームを一つの演目として演出を意識できる方が
より生きてくるタイプの職種だと思います!


廣瀬さん2.jpg
▲ お仕事中の廣瀬さん


■ ゲーム業界を目指したきっかけを教えてください! また、いつごろからゲーム業界に興味を持ちましたか?
ゲームとの出会いは幼少の「スペースインベーダー」からなのですが、
ハッキリとゲーム業界を意識しはじめたのはゲームショップでアルバイトを始めたころですね。

■ 学生の時にやっていて良かったことはありますか?

大学時代にやっていた「ゲームショップ」でのアルバイトが一番貴重な体験だったと思います。
当時はちょうどスーパーファミコンと次世代機と呼ばれた
SONYPlaystation、SEGASATURN、Nintendo64、3DO、PC-FXと
たくさんのプラットフォームが台頭しだした頃です。
いわゆる中古ソフトの買い取りも行っておりましたので、よく来ていただいているお客様から、このタイトル面白かったよ、音楽良いよね~という感想なども聞かせていただいたり。
複数店舗があったのですが、お客様の層もかなり違いましてプロモーションビデオなども
異なるものを掛けたり、出来上がったタイトルを「売る」体験はなかなか得難い事でした。
あとは、シンセサイザーを触る機会を作ったことでしょうか。
・音を一つずつの成り立ちに分け、聞こえ方について細かく手元で調整できること
・シーケンサーでデータを打ち込んで曲を作れることを知り、
いろいろ遊んでいた事が現在につながっているかもしれません。


■ 学生時代にやっておけばよかったことはありますか?
プログラム言語や処理を真面目に勉強しておくとよかったかもしれません。
よく、この場面でこう音をつけたいんだけど流れ的にはイケる?
という事を担当のプログラマーさんと相談する事が多いのですが、
タイミングがとれないから調整しないといけませんね~ということもままあります。
プログラムやデータ処理の流れをつかめていれば、先回りして演出などの対策がとれます。

あとは大学でのサークル活動......でしょうか。
ゼミや実験や作業が終わったらすぐ地元へ帰って(通学でしたので)アルバイトへという生活でした。
と、申しましても3年半のゲームショップのアルバイト自体が充実しておりましたので後悔はないですね。

■ 日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?

よく公共施設のアナウンスや音について気になるものはメモしています。
最近はスマートフォンでも録音できますので録音したりもしますね。
(もちろん録音禁止されているところではダメですよ!)
休日でもお店に入った時のBGMの音量だったり、テレビのdボタンの押した音だったり
私だったらこうやりたいけどどうかな?と常々考えてしまうのは、職業病でしょうか......


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