お名前:山之内 幸二 会社名:株式会社サイバーコネクトツー 職種:スタジオマネージャー 過去携わったタイトル: 『ナルティメット』シリーズ、『.hack』シリーズ、『Solatorobo それからCODAへ』、『ASURA'S WRATH』、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』ほか多数(宣伝広報として) | |
■ あなたのお仕事内容について教えてください。
サイバーコネクトツーモントリオールスタジオは、カナダに現地法人として設立しました。私は、スタジオマネージャーとして、本社や現地コーディネーターと連携しながら、オフィスの内装工事の確認、求人活動、法務、労務、入出金管理、WEBサイトの管理、アパート選定からブログ更新まで、スタジオ立ち上げに関わるありとあらゆる業務を行っています。
また、カナダのモントリオールを選んだ決め手はなんですか?
大きな理由のひとつが、クリエイティブ人材が豊富なことです。モントリオールには、小さな街の中に多くのゲーム関連企業が集まり、5000名を越えるクリエイターが働いています。学校も多く、毎年数千人の学生が世界各地のゲーム会社に就職するといいます。
さらに、モントリオールは公用語がフランス語、第二言語が英語なため、バイリンガルも多く、米国や欧州をつなぐ中継地点としてクリエイターが集まりやすい文化的背景もあります。例えば、海外のクリエイターが日本で働きたいと思った場合、「日本語スキル」という言語の壁に阻まれるケースもあります。そんなとき、モントリオールに日本企業があればもっと安易に来てくれるかもしれません。
また、州政府・連邦政府による多くの税制優遇や支援を得られる点もあります。これにより、ゲーム開発やスタッフの採用・教育などに、より多くのお金や時間を割くことができます。
実は、私がこのスタジオ立ち上げプロジェクトに加わる前から、弊社の代表・副社長らで海外スタジオの立ち上げが検討され、世界各地およそ10都市が候補に挙がっていました。
そこから2011年の「MIGS」(Montreal International Game Summit)に代表の松山洋が招待され、登壇した際に上記のようなモントリオールの利点を現地の方々からプレゼンテーションいただき、最終的にモントリオールに決定しました。
さらに、モントリオールは公用語がフランス語、第二言語が英語なため、バイリンガルも多く、米国や欧州をつなぐ中継地点としてクリエイターが集まりやすい文化的背景もあります。例えば、海外のクリエイターが日本で働きたいと思った場合、「日本語スキル」という言語の壁に阻まれるケースもあります。そんなとき、モントリオールに日本企業があればもっと安易に来てくれるかもしれません。
また、州政府・連邦政府による多くの税制優遇や支援を得られる点もあります。これにより、ゲーム開発やスタッフの採用・教育などに、より多くのお金や時間を割くことができます。
実は、私がこのスタジオ立ち上げプロジェクトに加わる前から、弊社の代表・副社長らで海外スタジオの立ち上げが検討され、世界各地およそ10都市が候補に挙がっていました。
そこから2011年の「MIGS」(Montreal International Game Summit)に代表の松山洋が招待され、登壇した際に上記のようなモントリオールの利点を現地の方々からプレゼンテーションいただき、最終的にモントリオールに決定しました。
今はまだオフィスの内装工事などが終わり、できたてホヤホヤな状態(PCはおろか、ペンやコピー用紙も無い)なので、やるべきことはたくさんあります。その中でも、まずは開発スタッフの採用を進め、ゲーム開発のための体制を整えていきます。日本文化に興味があり、CC2で働きたい、日本のコンテンツを作りたいと思っているような、情熱的なクリエイターを探しています。
実際に、モントリオールで働くクリエイターに「なぜゲームクリエイターを目指したのですか?」と聞くと、「子どもの頃に日本のゲームで遊んだことがきっかけ」と答える方も少なくありません。そんな彼らが、いま日本のゲームを作っているかというと、そうでない場合がほとんどです。そういった方々の、"子どもの頃の夢"を叶えられるようなスタジオになれば思います。
モントリオールスタジオでは、日本側と同じプロジェクトの一部を開発する予定のため、本社と連携するためのワークフローも重要です。走りながらルールを決めて行くようなスピード感でやってくため、いろいろな課題や壁にぶつかると思いますが、それも含めて楽しんでやっていきたいなと思っています。
実際に、モントリオールで働くクリエイターに「なぜゲームクリエイターを目指したのですか?」と聞くと、「子どもの頃に日本のゲームで遊んだことがきっかけ」と答える方も少なくありません。そんな彼らが、いま日本のゲームを作っているかというと、そうでない場合がほとんどです。そういった方々の、"子どもの頃の夢"を叶えられるようなスタジオになれば思います。
モントリオールスタジオでは、日本側と同じプロジェクトの一部を開発する予定のため、本社と連携するためのワークフローも重要です。走りながらルールを決めて行くようなスピード感でやってくため、いろいろな課題や壁にぶつかると思いますが、それも含めて楽しんでやっていきたいなと思っています。
▲スタジオ内の様子。スタッフも開発機材もこれからどんどん増えます!
■日常生活で仕事のために気をつけていることはありますか?
私自身、海外での生活ははじめての経験で、カタコトの英語しか話せず、フランス語にいたっては全く理解できないため、日常生活は失敗と発見の連続です。なるべく早く、モントリオールに慣れて、周りの方としっかりとコミュニケーションをとれるようになりたいので、積極的に外に出て行ったことのない場所に行ったり、イベントに参加したり、人とあって話をするように意識しています。
■最後にメッセージ
過去の記事はこちら↓
ゲームのお仕事ウォッチ ー もくじ ー
GFFメンバー詳細はこちら↓
メンバー
リクルート情報はこちら↓
リクルートニュース