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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

【2013春】システムソフト・アルファー:デザイナーコース 本山優花さん(2)

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こんにちは。システムソフト・アルファー株式会社でインターンシップ研修を受けさせていただいております、
デザイナーコースの本山優花です。

インターンブログ2回目の今回は、
私が実際に体験させていただいた研修の内容について詳しく書きたいと思います。

インターン研修を始めてから、まず私が携わらせていただいたのはSDキャラクターを作画することでした。
もちろん、これは実際のゲームに使われますのでクオリティが求められる上、予め決められた納期もあり、
責任重大です。

■私が描くことになったキャラクターは、「農民」や「町民」など、いわゆるゲームを飾る脇役のキャラクターです。
今回はその中で、一番初めに取りかかった(&苦労した)思い出の作品、「農民」キャラクターの制作について
取り上げたいと思います。

作業は
『ラフ(下書き)→チェック→線画→チェック→着色→チェック→完成』という流れです。

デフォルメの絵、と言えば通常の頭身のものと比べて、小さくてシンプルで簡単なイメージがある絵ですが、
これが結構奥深いんです。
既に制作されていた他のSDキャラクターに絵柄を合わせたり、
縮小した際のことを考えてシンプルで安定した線を引いたり、立体感を出したり・・・
他にもたくさんの注意点がありました。
それらを一つ一つ緻密にこなしていくのは大変な作業ですが、それらがぎゅっと詰まってこそ、
小さくて愛らしいキャラクターに仕上がることが、作業をしている流れで実感できました。

・・・ところが。
「なるほど!!」と説明で理解は出来ても、今すぐにプロ並みな絵が描けるかと言いますと、やはり・・・。
手際が悪く、なかなか作業が上手く行かない私でしたが、ラフから線画、着色まで、担当の方に何度も丁寧にチェックをして頂きました。

2013spring_ssa本山氏5.jpg
↑チェックの段階の一部を撮影しました。

修正前と修正後のものを見比べると、申し訳ない気持ちもありながら、ただひたすら「凄い!」と思うばかりでした。
さすが!と言いますか、初めに私が描いたものとは段違い平行棒?とギャグってる場合じゃないのですが、
並べて見た時はとても感動しました。
悪い点を的確に指摘してくださるので、私自身の絵をそのまま保ちつつ、
ググッと良くなった状態で直していただいています。早くこんな風に描けるようになりたいです!

そして完成に近付くにつれ、段々と絵が良くなっていることが感じられました。
一番最初に描いたものとの違いを見比べると、変化が見れてなかなか面白いです。
始めは慣れなかった機器や環境にも慣れてきて、photoshopを使用した初めての着色も教えていただき、
それもできるようになりました。



■そして最終的に完成したのはこちらです。

2013spring_ssa本山氏3.jpg

様々な工程を繰り返し、なんとか無事に完成させることができました!!
担当の方に常にフォローして頂いてばかりだったのですが、一つの仕事をやり遂げた達成感を感じられた上に、
自分の悪い描き癖や足りない点を多く学ぶことができ、とても勉強になった濃い4日間でした。
次に作画するときは自分の力で最後まで完成を目指します!お陰で今後の目標もまたひとつ増えました。
次の業務も一生懸命頑張ります!


それでは今回はこれで終了です。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
少しでも雰囲気が伝わっていれば幸いです。


第3回目に続く!


システムソフト・アルファーのウェブサイトはこちら

>>【2013春】システムソフト・アルファー/デザイナーコース 本山優花さん(1)
>>【2013春】システムソフト・アルファー:デザイナーコース 本山優花さん(最終)

ポスター
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