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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

システムソフト・アルファー: 2013年5月アーカイブ

ブログをご覧の皆様、初めての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。

FUKUOKAゲームインターンシップでシステムソフト・アルファー株式会社に
デバッグプレイヤーとして参加させていただいている照屋友喜と申します。

さてさて、早いようでインターンが始まりもう1ヶ月が経ちました。インターンへの参加が決まり、
福岡へ行くまでは1ヶ月という期間はむしろ長いように感じましたが、
実際にインターンに参加させていただくと、1ヶ月なんてあっという間に過ぎ去ってしまいました。
慣れない環境での生活や実際の職場での研修は始まった当初こそ不安に思っていましたが、
同じインターン生や職場の方々に支えられ、今では忙しくも充実した日々であったと思います。

今回のインターンで、私はデバッグの重要性や大変さだけでなく、それ以外のことも学ばせていただきました。
中で私は特に他者とのコミュニケーション能力が重要であると感じました。
デバッグ作業を一人で黙々と続けていても、バグはその人が見つけられるバグに限られてしまいます。
ですが、複数人で様々な視点で見て、話し合いながら進めれば、一人では見つからなかったバグが
共有できるばかりか、意見を出し合いながら作業することにより、思いがけないバグを見つけることも
できると感じました。
また、コミュニケーションをしっかりとって自分の印象を覚えてもらうようにすることも重要だと思いました。
私は緊張しやすい性質が災いして、話しかけていただけるまでが長く、あまりコミュニケーションが
取れているとは言えませんでした。
そのこともあってか社員の方から、良くわからないインターン生だ、と思われていたようで、3週目の後半に
同じインターンの方からその話を聞いてこのままではいけないと思い、翌日からは積極的に話しかけました。

おそらく、自分からコミュニケーションを取りに行かなければ、このインターン研修が終ってから間もなく
誰の記憶にも印象や存在が消えてしまうという危機感すら感じるようになりました。
ゲーム業界もそうですが、社会の一員になったのならばコミュニケーション能力が無ければ、たとえどんなに
凄い技術や知識を持っていてもそれを活かすことができず、宝の持ち腐れになってしまうのだと思います。

今回のインターンで実際の職場の雰囲気や業務を体験して、私はデバッグ作業の重要性や自分が身に付けるべき
能力が何なのかを知るだけでなく、学生と社会人との認識の違いや社会人して当たり前のことが何なのかを
知ることが出来たと感じています。

お忙しいなか本当にデバッグ作業の他、様々なことを教えて下さったシステムソフト・アルファーの皆様には
心から感謝しております。

私は他社様のインターンの経験がありませんし、地元(愛媛県)にもそういう制度は存在しません。
ただ、その数少ないコミュニケーションの中で、他社様のインターンを経験した先輩から、
この会社に既成概念はない、だから、インターンシップのマニュアルもない・・・言い換えれば、
やらされるのではなくやることによって自分の目標を達成するための明確なビジョンがあり、達成するまで
同じ目線で、一緒に考え、悩み、笑い、ときには泣いてくれるよき指導者がいることを身をもって感じるだろう、と。

私は夏の機会にもチャレンジします。
それは、この先の目標を掴み取るビジョンが明確になったからです。その一環としての再チャレンジなのです。
終了してからも地元に戻ってやるべきこともはっきりと自覚できました。

このインターンシップで得た経験やアドバイスなどを今後の自分に活かせるよう頑張っていきます。
皆様とは、またいつか、どこかでお会いすることがあるでしょう。
その時はスパイスの効いたイケてるデバッガーになっていると思いますよ、きっと。 ではでは・・・。


システムソフト・アルファーのウェブサイトはこちら

こんにちは。システムソフト・アルファー株式会社でインターンシップ研修を受けさせていただいております、
デザイナーコースの本山優花です。

私が研修を始めてから約1ヶ月が経過し、このインターンシップもだんだんと終わりに近付いています。
ここまで毎日、一生懸命業務を勤めた達成感と同時に、少し寂しくも感じられます。
1日1日がとても濃い1ヶ月間でしたが、本当にあっという間でした。
甘ったれで世間知らずの私が職場で毎日勤務できたのは、楽しい職場と、厳しいながらも優しく温かく親切に
指導してくださった、みなさんのお陰だと思っています。

私自身、このインターンシップを始めて、「何かが変わったか?」と聞かれたとすると、
何事にも自信を持てなかった私が少しは自分を誇れる私に生まれ変われたと答えます。
毎日、職場で見るもの全てが本当に新鮮でした。
実際の作業をして、絵に関する技術、知識が身につきました。
他人に厳しく言われなければ決して気が付くことがなかったであろうことも、たくさんありました。

これまで私はデザイナーコースとして業務に携わらせていただいたのですが、そこではただひたすら絵を描く
仕事だけをしていたわけではありません。
前回のSDキャラクターの作画の後は、ゲームのホームページや、チラシを作成させていただいたりもしました。


絵を描く技術だけではなく、レイアウトのデザインや配色についてなど、どれも経験したことのない、
ためになるものばかりでした。
それらは直接ペンを持って作画するのとは大きく違う工程ですが、極めれば絵を描く技術にも必ずプラスになって
関わってくるものだと思います。

普段何気なくネットで見ているイラスト、広告、ホームページ・・・それらを制作をしている現場を、
みなさんは実際の目で見たことはありますか?
ネットや雑誌、調べて研究するのも手段の一つですが、
やはりこういったものは実際に作った側でしか知ることができない情報や喜びがたくさんあると思います。

もちろん、技術面だけではありません。
会社の中で沢山の方々が協力して、1つのゲームを作っている職場。
その中に入って共に仕事ができたことはとても良い経験と思い出になりました。
学校でもアルバイトでも決して学ぶことのできない実際の業務を体験できることは、今後の学校生活での学ぶ姿勢、
就職活動にも深く関わってくると思います。
また、インターンシップを通して様々な人と接することは、社会人としてのマナーやコミュニケーション能力など、
ゲームに関する技術に限らずとても勉強になる、二度とない貴重な機会だと感じました。
特にこちらでは、学校では決して教えてはもらえない接遇やビジネスマナーといった
いつでもイケてる社会人になるための研修も盛りだくさんです。
学生でこのような体験ができることは、本当にありがたいことです。
このインターンシップを通じて多くの方に親切にしていただき、
感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございました!

そして、この記事を見て少しでも興味が沸いた方がいらっしゃれば幸いです。
ゲーム業界に少しでも興味がある方、自分を変えたい方、技術を磨きたい方、
やる気と夢があればどんな理由でも良いと思います。
是非、今後のインターンシップに参加されることをオススメします。


それでは、これにて私のインターンシップブログは以上です。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

追記
ちなみに、第14回FUKUOKAゲームインターンシップを終了する4月10日の翌日から引き続き
システムソフト・アルファー株式会社独自のインターンとなり、アルバイト社員を経て正社員へのステップを
提示していただきました。
一心不乱に頑張ったご褒美が夢にまで見たゲーム業界での就職です。
責任者の方から言われました。
「夢は叶えるためにある」のだと。
このインターンブログが皆様の目に留まる頃にはきっと正社員としてバリバリ頑張っていることでしょう。


システムソフト・アルファーのウェブサイトはこちら

>>【2013春】システムソフト・アルファー/デザイナーコース 本山優花さん(1)
>>【2013春】システムソフト・アルファー/デザイナーコース 本山優花さん(2)

こんにちは。システムソフト・アルファー株式会社でインターンシップ研修を受けさせていただいております、
デザイナーコースの本山優花です。

インターンブログ2回目の今回は、
私が実際に体験させていただいた研修の内容について詳しく書きたいと思います。

インターン研修を始めてから、まず私が携わらせていただいたのはSDキャラクターを作画することでした。
もちろん、これは実際のゲームに使われますのでクオリティが求められる上、予め決められた納期もあり、
責任重大です。

■私が描くことになったキャラクターは、「農民」や「町民」など、いわゆるゲームを飾る脇役のキャラクターです。
今回はその中で、一番初めに取りかかった(&苦労した)思い出の作品、「農民」キャラクターの制作について
取り上げたいと思います。

作業は
『ラフ(下書き)→チェック→線画→チェック→着色→チェック→完成』という流れです。

デフォルメの絵、と言えば通常の頭身のものと比べて、小さくてシンプルで簡単なイメージがある絵ですが、
これが結構奥深いんです。
既に制作されていた他のSDキャラクターに絵柄を合わせたり、
縮小した際のことを考えてシンプルで安定した線を引いたり、立体感を出したり・・・
他にもたくさんの注意点がありました。
それらを一つ一つ緻密にこなしていくのは大変な作業ですが、それらがぎゅっと詰まってこそ、
小さくて愛らしいキャラクターに仕上がることが、作業をしている流れで実感できました。

・・・ところが。
「なるほど!!」と説明で理解は出来ても、今すぐにプロ並みな絵が描けるかと言いますと、やはり・・・。
手際が悪く、なかなか作業が上手く行かない私でしたが、ラフから線画、着色まで、担当の方に何度も丁寧にチェックをして頂きました。

2013spring_ssa本山氏5.jpg
↑チェックの段階の一部を撮影しました。

修正前と修正後のものを見比べると、申し訳ない気持ちもありながら、ただひたすら「凄い!」と思うばかりでした。
さすが!と言いますか、初めに私が描いたものとは段違い平行棒?とギャグってる場合じゃないのですが、
並べて見た時はとても感動しました。
悪い点を的確に指摘してくださるので、私自身の絵をそのまま保ちつつ、
ググッと良くなった状態で直していただいています。早くこんな風に描けるようになりたいです!

そして完成に近付くにつれ、段々と絵が良くなっていることが感じられました。
一番最初に描いたものとの違いを見比べると、変化が見れてなかなか面白いです。
始めは慣れなかった機器や環境にも慣れてきて、photoshopを使用した初めての着色も教えていただき、
それもできるようになりました。



■そして最終的に完成したのはこちらです。

2013spring_ssa本山氏3.jpg

様々な工程を繰り返し、なんとか無事に完成させることができました!!
担当の方に常にフォローして頂いてばかりだったのですが、一つの仕事をやり遂げた達成感を感じられた上に、
自分の悪い描き癖や足りない点を多く学ぶことができ、とても勉強になった濃い4日間でした。
次に作画するときは自分の力で最後まで完成を目指します!お陰で今後の目標もまたひとつ増えました。
次の業務も一生懸命頑張ります!


それでは今回はこれで終了です。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
少しでも雰囲気が伝わっていれば幸いです。


第3回目に続く!


システムソフト・アルファーのウェブサイトはこちら

>>【2013春】システムソフト・アルファー/デザイナーコース 本山優花さん(1)
>>【2013春】システムソフト・アルファー:デザイナーコース 本山優花さん(最終)

はじめまして。
FUKUOKAゲームインターンシップにてシステムソフト・アルファー株式会社にデザイナーコースで
参加させて頂いている本山優花です。

この度、『ゲームを作る仕事に興味はあるけど、どんな感じなのか分からない!』
...という具合で、なかなか勇気を出せないそんな学生の方々の為に、私が体験したインターンシップの流れや
ゲーム業界の裏側を、詳しく書いていきたいと思います。

今回、私のインターンの応募のきっかけは学校の先生にこの広告を渡され、勧められたことでした。

2013spring_ssa本山氏1.jpg

元々ゲームの絵を描く仕事には興味があったのですが、
「ゲーム会社のインターンって、どんなことをするんだろう?」
「どんな人たちが働いているんだろう?」

そうやって不安を半分抱えつつ、広告に記載されている内容を調べてみたところ、
このインターンブログを発見し、様々な会社の楽しそうなインターン記事を拝見しました。
そこで、実際の業務に携わることができることと、楽しそうな魅力のある会社の雰囲気を感じる
システムソフト・アルファーさんのインターン記事が目に留まり、思い切って応募することを決めました。
このインターンで、市販のゲームがどのように、どのような人たちに作られているのか、
絵の技術だけではなく社会人としての経験も積むために勉強し、見たり、聞いたりして学んだこと、
体験したあらゆることを今後のスキルアップに繋げて行きたいと思っています。
インターンシップに参加するための流れは、申込用紙&作品集の選考→面接→インターン決定の流れです。
ポートフォリオ(作品集)は、やはり中身の作品のクオリティが重要なのですが、
まずは相手に作品の意図が伝わるように説明をつけたりするなど、見せ方を工夫することが大事です。
例えるならば『作品』ではなく『商品』としてお客様にアピールすることを想定して作ることが大切だと思います。


さて、無事に選考も通過し、インターン開始です。
初日は初めて見る現場に不安と緊張を抱えていましたが、会社の概要説明や業務にあたっての
説明などを親切にして頂けました。
早速その日から本格的な作業(インターン研修)が始まったのですが、指導の方がとても丁寧かつしっかりしていて、
楽しみながらも充実した貴重な時間を過ごす事ができ、開始前に感じていた不安は無くなりました。
システムソフト・アルファーさんがされているインターンの内容は、
ただ決められたカリキュラムをこなすのではなく、ある意味『実務』です。
他の正社員の方がされている仕事とさして変わりのない事を体験させてもらえるのです。

実際に製品になる物を作る、という大変さや責任感、そして喜びを味わうことができました。
また、周りの方々が担当している仕事ややり取りを目の当たりにできるということもあり、ゲームのどの部分が、
誰にどのように作られ、最終的に1つのゲームが完成するのか、その数々を知ることができました。

まだまだ未熟な私ですが、これからどんどん頑張って行きたいと思います!


それでは今回はここまでにしましょう。
次回はいよいよインターン研修の内容について詳しく書きたいと思います。


第2回目につ・づ・く!


システムソフト・アルファーのウェブサイトはこちら

>>【2013春】システムソフト・アルファー:デザイナーコース 本山優花さん(2)
>>【2013春】システムソフト・アルファー:デザイナーコース 本山優花さん(最終)

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