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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

サイバーコネクトツー/プランナーコース 猪口裕香(3/31のレポート)

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 こんにちは、プランナー志望の猪口です。ゲーム「ブッサシ」の制作を始めて1週間、ついに最終日になりました。最終日とはいっても完成して、あとは微調整という状況ではありません。各職種、作業に追われています。では、それぞれの様子をお伝えします。

 プランナーは現在、音素材を探しています。音のないゲームは表現が乏しいと私は思います。もちろん視覚的な効果だけで魅せるものもあるとは思いますが、音が入ることによってそのゲームの雰囲気、プレイヤーの置かれている状況、プレイヤーが行ったことについての反応がより分かりやすくなります。
 実際にプログラムに音を組み込んで実行してみたところ、ゲームの雰囲気がより良くなりました。もちろん動作と合わないものがあり、再び探しなおすということも数回ありましたが、音を付けていく作業は楽しかったです。
 ゲームの制作中、プランナーの私たちは細かい調整のために席を離れることが多々ありました。社員のプランナーの方がよく席を離れていらっしゃる理由はここにあるのかもしれません。全体把握するためには机に貼り付いていても仕方ありませんからね。

 プログラマーはエフェクトや音の実装、エンドロールの作成、その他調整を行っていました。数回エラーが発生しましたたがなんとか切り抜け、ゲームを完成へと導いてくれました。膨大なプログラムソース、私から見ると魔法の呪文のようにしか見えないので、ソースを見て勉強したいと言ったところ、これは見ても......となんだか濁った返事が返ってきました。プログラムソースをつくるにしても複数の価値観があり、その時々によって何を重視するかを留意して作成しなければならないそうです。細かい話はプログラマーにしてもらったほうが賢明なので、ここまでにしたいと思います。

 デザイナーはひたすら文字の加工を行っていました。今までは制限時間やスコアの表示はPhotoshopで適当に作った文字をあてていたので、さらに質を上げるべく、細かい改善をしていただきました。背景画に文字が溶け込んでしまい、見づらいという指摘が数回出て少々苦戦していたようですが、良いものが出来上がっていましたよ。高評価時にこれを見たプレイヤーはきっと喜ぶハズ!

 

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 喜ぶといえば、ゲームをつくる際には「プレイヤーにご褒美をあげる」ことがポイントとしてあります。ご褒美のために頑張る、なんて人間らしいですね。ご褒美の形はゲームによって様々。ゲームの無いように合ったもの考える必要があるそうです。ここも工夫のしがいがありそうですね。

 

IB_サイバーコネクトツー_猪口氏6[3].jpg IB_サイバーコネクトツー_猪口氏6[2].jpg

IB_サイバーコネクトツー_猪口氏6.jpg

 いろいろなことがありましたが、無事「ブッサシ」は完成しました。本当によかった、本当に楽しかった、心からそう思います。でも、ここで終わりではありません。まだまだ「ブッサシ」には改善点、遊びの広がりが見えています。
 FUKUOKAゲームインターンシップとしての作業はこれでおしまいですが、各自で改良していくことはできます。先を見続けること、常に面白いことを考えることをこの制作で学びました。もちろんそれだけじゃないですけどね。経験してみることは大切なことです。いい経験をさせていただきました。サイバーコネクトツーに感謝しています。

 残りあと2日も大事にしながら過ごしていきたいと思います。ではまた次回お会いしましょう。

 

IB_サイバーコネクトツー_猪口氏6[1].jpg

 

サイバーコネクトツーのウェブサイトはコチラ


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