はじめまして、
3月7日からFUKUOKAゲームインターンシップに参加させていただいております、
アーティスト志望の蔡 夢暁(サイ モンショウ)と申します。
中国から日本に留学に来て二年間が経ちました。今回は初めて日本のゲーム現場で勉強する為に、このインターンシップに参加することにしました。
FUKUOKAゲームインターンシップがスタートして、あっという間に一週間が経ちました。
この一週間の事を書いていきたいと思います。
まず、インターンシップスタートの月曜日、9時から朝礼があるのに5分くらい遅刻してしまいました、時間厳守は社会人としてのマナーです。深く反省しています。
朝礼ではサイバーコネクトツースタッフ全員が集まり、情報共有するために様々な報告が行われました。私には全てを聞き取ることは難しかったですが、最後まではとても楽しそうな雰囲気でした。
朝礼後は、早速課題を頂き制作をおこないました。
私は背景デザインを志望しているので、最初に頂いた課題はヴィネットのデザインです。
ヴィネットとは、フィギュアなどの模型の周辺環境・背景を立体的に表現する方法です。
植物や地面、建物などの要素を配置することによって、空間や背景の雰囲気を説明できます。
最初にデザインの段階では、水の要素を入れてみましたが、3Dで表現するには、かなり難しい作業になると予想したので、岩などの地形と、植物のモチーフに変えました。
世界観としては、ファンタジー的植物がたくさん含める形にしました。
課題作成がひと段落した後は、同期のインターン生たちとこれから一緒に作るゲームの内容について、打ち合わせを行いました。
最終的にゲームの形がどうなるのか楽しみです。
まだ上手く自分の意見を言えるところが少なかったので、もっと積極的に話したいと思います。
二日目はチーム制作のゲームについて、コンセプト案をそれぞれに出しあいました。
みんなんで話し合った結果、ゲームの大筋が決まりました。
最終の形はまだ決めていない部分が多いですが、私も積極的に考えて提案したいと思います。
話し合いの後、更に課題制作を進めました。
引き続きphotoshopでヴィネットのデザインし、地面、池、植物などのモチーフを入れて、ファンタジーな世界観にしました。
これからの修正点は、地面や植物などの材質を明確にしていき、デフォルトからリアル系のマテリアルに変えてみたいです。
三日目には決定したチーム制作のゲームの内容について、話し合いを行いました。
話し合った内容は、ゲームの色合い、キャラクターデザインなどの方向性について皆の意見を統一しました。
そして、アーティスト4人の各自の仕事担当を決めました。
背景担当2人、キャラクタ担当1人とインターフェース担当1人に決めました。私は背景のモデリングとゲームのパズル要素を構成するお菓子のブロックのモデリングを担当します。
明日までに、ゲームの世界観のイメージスケッチを描いてみます。
課題の作業ですが、ヴィネットのモデリングを行いました。ローポリゴンモデリングにする予定なのですが、ローポリゴンの制作経験が少ないので、本などの資料を見て勉強しながら作ろうと思います。
この作業には、テクスチャ素材の色合いと質感を上手く表現できるのかが大事なポイントだとアーティスト指導担当の方からアドバイスを頂きました。
四日目は、ローポリゴンモデリングの資料を見ながら、ヴィネットを引き続き制作しました。
ゲームのチーム制作も順調に進んでいます。
ゲームのスタート、エンディング画面、インターフェースなどを皆で決めました。
しかし、今の時点で完成の締切りまであと一週間しかありません。
ゲームの全体的な流れとイメージは決まりましたが、アーティストによる本格的な制作はまだ入っていないです。
明日からは、もう一人の背景担当のインターン生と一緒に、ゲーム背景のデザイン制作に入りたいと思います。
この一週間は毎日があっという間に過ぎてしまい、もう金曜日になってしまいました。
この日の課題作業に関してですが、ヴィネットを引き続き作りました。
今の段階では、植物は地面に浮いているように見えるので、植物と地面両方のテクスチャ接続部分の色をなじむように描けたら、接地感が出てくるのと指導担当の方からアドバイスを頂きました。
共同制作のゲームについては、モデリング制作部分を担当します。また、来週から背景モデルの制作も担当しますが、それまでに教科書などで復習して、手早く作業ができるように準備したいと思います。
制作を始めてから、他のメンバーから意見をもらいながら制作するのが大事だと感じました。アイディアが詰まった時、1人で思い込んだら、全体が見えなくなるので、一人でまったく逆の方向に行ってしまうこともあります、共同制作なので、皆さんで一緒考えていくのが大事だと思います。
たったの一週間で、私は様々な事を学ぶことが出来ました。
例えば、チーム制作を進めていく中で、みんなで話し合いを行う機会が沢山あります。私は積極性が不足していると感じました。
その他にも、私は職場での経験はほとんどなかったので、ゲームに関することだけでなく、会社のマナーや、コミュニケーション能力など学校では得ることができないことをたくさん勉強することができ、自分自身成長できたと思います。
今後も、この機会にしっかり自分の短所を見つけ、クリエイターとしての勉強だけなく、様々な事をしっかりと改善していきたいと思います。
余談ですが、昼休みに、四月号のCG worldを見つけました。サイバーコネクトツーにはゲームに関する書籍が沢山準備されています。今度じっくりと読みたいと思います。
制作がかなり忙しくなりそうですが、時間があれば、他の最新号雑誌も読めたら良いと思います。
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