こんにちは。
サイバーコネクトツーにてFUKUOKAゲームインターンシップに参加しているプログラマーの牟田勇貴です。
私は、工学系の大学を卒業し、現在は専門学校のプログラム科で、ゲーム制作の勉強をしています。
まだプログラムの勉強を始めて1年ほどですが、やる気は誰にも負けません!
今回のインターンシップでは、3Dゲーム制作のノウハウを学びたいと思い、応募しました。
さて、早速インターンシップ初日のことについてお話します。
まず、他のインターンシップ生との顔合わせを行い、その後、スタッフ全員で毎週月曜日に行われている朝礼に参加しました。
ゲームを実際に制作している現場の朝礼とあって、言葉では表現できない凄味を感じてしまいました。
自分も頑張ってゲーム業界に入り、この空気の中で仕事が出来るようになろうと決意しました。
その後、ついに制作するゲームのテーマが発表!
今回のお題は「PONG 2012」です。
「PONG」とは、ボールをバーで打ち合って得点を競い合うテニスのようなゲームであり、その登場は1972年と40年も遡ります。
このシンプルなゲームを、どれだけ2012年らしくアレンジ出来るかが鍵となります。
まずはチーム全体で、「PONG」の「面白さ」について話し合いました。
これが分からないと「プレイヤーにどういう動作をさせてゲームを楽しませるか」という部分が見えてこないためです。

私たちのチームは、「PONG」の面白さは「反射の楽しさ」と「ラリーを続ける楽しさ」にあると考えました。
お互いにボールを打ち合って、必死にボールを追いかけて、得点が入ったときに楽しさが生まれる。
実際のスポーツでも同じです。
企画を練って、ゲームデザイナーの指導担当の方に意見をもらう、そしてまた意見を元に考えて、新しい企画を練る。
この作業を繰り返すこと3回、ようやくチーム全員が「これなら面白い!」と思える企画を立ち上げることが出来ました。
![2012春サイバーコネクトツー牟田さん1[1].jpg](https://www.gff.jp/internship/2012%E6%98%A5%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%84%E3%83%BC%E7%89%9F%E7%94%B0%E3%81%95%E3%82%931%5B1%5D.jpg)
私たちが考えた「PONG2012」は、従来の四角形のフィールドとは打って変わって「円形のフィールドのPONG」です。
また、従来の「PONG」とは得点の付け方が違い、ボールがバウンドした場所3点で形成される三角形の面積が得点となります。
ただ打ち合うだけならば、従来の四角フィールドの「PONG」でも円形フィールドの「PONG」でも可能ですが、ミス時に必ず三角形が形成されるという点は、円形フィールドならではの要素となります。
相手を左右に振って、大きい三角形を作ると、その分得点も高いわけですから、当然相手は大きい三角形を作らせまいと警戒した動きになります。
そこをあえて逆側に打つことで得点は低いけど優位に立てる、などといったかけひきも生まれてきます。
さらに、インターンシップ生の中から「3Dのゲームにしよう」という提案があり、実際に3Dのゲームで制作していくということも決定しました。
私が学びたかった3Dの勉強もできるようで、やる気が湧きます。
軌道や反射の計算も必要なので、プログラミングの基礎的な部分もしっかりと復習できそうです。
これまで、実際にプレイしてもらう人のことをここまで真剣に考えてゲームの企画をするということは、ほとんどありませんでした。
ターゲットは何歳くらいにするのか、そのターゲットにとって分かりやすいゲームになっているのか、世界観はどうするのか、それらは自分たちのスキルで表現可能なのか。
そういったことを、ゲームデザイナーに全部考えてもらうというのも悪くないと思います。
しかし、自分の意見をしっかり言って、相手の意見も汲んで、みんなでつくりあげたゲームの方がつくる側もやる側も楽しいに決まっています!
この企画が固まるまで1週間かかりましたが、話し合いだけでゲームが楽しくなる基盤作りができるということを知り、1週間かけた意味があったと感じました。
このチームならば素晴らしいゲームをつくりあげられると思います。
来週からは実際にこのゲームの制作に入ります。
一体どんなゲームに仕上がるのか、ご期待ください!
次回は、サイバーコネクトツーのインターンシップ生レポートをお送りいたします。
お楽しみに♪
<関連記事>
■【2012春】サイバーコネクトツー/プログラマーコース 牟田勇貴さん(最終)
サイバーコネクトツーにてFUKUOKAゲームインターンシップに参加しているプログラマーの牟田勇貴です。
私は、工学系の大学を卒業し、現在は専門学校のプログラム科で、ゲーム制作の勉強をしています。
まだプログラムの勉強を始めて1年ほどですが、やる気は誰にも負けません!
今回のインターンシップでは、3Dゲーム制作のノウハウを学びたいと思い、応募しました。
さて、早速インターンシップ初日のことについてお話します。
まず、他のインターンシップ生との顔合わせを行い、その後、スタッフ全員で毎週月曜日に行われている朝礼に参加しました。
ゲームを実際に制作している現場の朝礼とあって、言葉では表現できない凄味を感じてしまいました。
自分も頑張ってゲーム業界に入り、この空気の中で仕事が出来るようになろうと決意しました。
その後、ついに制作するゲームのテーマが発表!
今回のお題は「PONG 2012」です。
「PONG」とは、ボールをバーで打ち合って得点を競い合うテニスのようなゲームであり、その登場は1972年と40年も遡ります。
このシンプルなゲームを、どれだけ2012年らしくアレンジ出来るかが鍵となります。
まずはチーム全体で、「PONG」の「面白さ」について話し合いました。
これが分からないと「プレイヤーにどういう動作をさせてゲームを楽しませるか」という部分が見えてこないためです。

私たちのチームは、「PONG」の面白さは「反射の楽しさ」と「ラリーを続ける楽しさ」にあると考えました。
お互いにボールを打ち合って、必死にボールを追いかけて、得点が入ったときに楽しさが生まれる。
実際のスポーツでも同じです。
企画を練って、ゲームデザイナーの指導担当の方に意見をもらう、そしてまた意見を元に考えて、新しい企画を練る。
この作業を繰り返すこと3回、ようやくチーム全員が「これなら面白い!」と思える企画を立ち上げることが出来ました。
![2012春サイバーコネクトツー牟田さん1[1].jpg](https://www.gff.jp/internship/2012%E6%98%A5%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%84%E3%83%BC%E7%89%9F%E7%94%B0%E3%81%95%E3%82%931%5B1%5D.jpg)
私たちが考えた「PONG2012」は、従来の四角形のフィールドとは打って変わって「円形のフィールドのPONG」です。
また、従来の「PONG」とは得点の付け方が違い、ボールがバウンドした場所3点で形成される三角形の面積が得点となります。
ただ打ち合うだけならば、従来の四角フィールドの「PONG」でも円形フィールドの「PONG」でも可能ですが、ミス時に必ず三角形が形成されるという点は、円形フィールドならではの要素となります。
相手を左右に振って、大きい三角形を作ると、その分得点も高いわけですから、当然相手は大きい三角形を作らせまいと警戒した動きになります。
そこをあえて逆側に打つことで得点は低いけど優位に立てる、などといったかけひきも生まれてきます。
さらに、インターンシップ生の中から「3Dのゲームにしよう」という提案があり、実際に3Dのゲームで制作していくということも決定しました。
私が学びたかった3Dの勉強もできるようで、やる気が湧きます。
軌道や反射の計算も必要なので、プログラミングの基礎的な部分もしっかりと復習できそうです。
これまで、実際にプレイしてもらう人のことをここまで真剣に考えてゲームの企画をするということは、ほとんどありませんでした。
ターゲットは何歳くらいにするのか、そのターゲットにとって分かりやすいゲームになっているのか、世界観はどうするのか、それらは自分たちのスキルで表現可能なのか。
そういったことを、ゲームデザイナーに全部考えてもらうというのも悪くないと思います。
しかし、自分の意見をしっかり言って、相手の意見も汲んで、みんなでつくりあげたゲームの方がつくる側もやる側も楽しいに決まっています!
この企画が固まるまで1週間かかりましたが、話し合いだけでゲームが楽しくなる基盤作りができるということを知り、1週間かけた意味があったと感じました。
このチームならば素晴らしいゲームをつくりあげられると思います。
来週からは実際にこのゲームの制作に入ります。
一体どんなゲームに仕上がるのか、ご期待ください!
次回は、サイバーコネクトツーのインターンシップ生レポートをお送りいたします。
お楽しみに♪
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■【2012春】サイバーコネクトツー/プログラマーコース 牟田勇貴さん(最終)