こんにちは!アーティスト志望の岡本沙絵です。
サイバーコネクトツーでのインターンシップも3週目を迎え、いよいよ後半戦です。
3日目に書いた前回の記事ではほとんど固まっていなかったチーム制作の企画も、何度も練り直し、
2週目にはそれぞれの作業を開始することができました。
■作業の優先順位
今回のインターンシップでは、アーティストは1人だけなので、ゲーム中に出てくるグラフィックは
全て私が担当することになりました。
さて、1つのゲームを作るのに必要なグラフィック素材は、キャラクター、背景、エフェクト、ボタン等々...
たくさんありますが、一体何から作り始めれば良いのでしょうか...?
まずは必要な素材を全てゲームデザイナーさんに書き出してもらいました。
このリストの中から、優先順位を決めて素材を作成していきます。
優先順位の決め方ですが、今回は何よりもまず「ゲームとして遊べる形にする」というのが第一の目標なので、
そのために必要な素材から作成することになりました。
今回、最も優先して作成しなければいけないのは、プレイヤーが実際に操作するキャラクターや
敵キャラクターのアニメーション素材です。
逆に、攻撃時のエフェクトなどは、もちろんある方が良いのですが、最低限なくてもゲームとして遊ぶことは出来るので今回の制作での優先順位は低くなります。
このように、優先順位の高いものから作成していくことがチーム全体の作業の効率化につながり、
後のクオリティアップにも繋がるのです。
■キャラクター制作開始
いよいよアーティストとしての本格的な作業に突入です。
今回のゲームは、昆虫の世界を舞台としたシューティングゲームに決まったので、
虫をモチーフとしたキャラクターを描いていきます。
注意しなければいけないのは、私も含め虫が苦手な方もおられるので、なるべく親しみやすいような
キャラクターにしつつも、虫として説得力のあるデザインや動きをつけなければいけないということです。
アニメーションは1枚1枚手描きをし、1枚の画像に並べてプログラマーさんに渡します。
私は今まで個人でアニメーション制作をしていたのですが、ゲーム制作はアニメーション制作とは異なり、
キャラクターのアニメーションはアーティストだけの仕事ではありません。
例えば、上の画像は蜂のキャラクターなのですが、キャラクターの回転はアーティストが1枚ずつ手描きし、
キャラクターの移動はプログラマーが担当します。
したがって、キャラクターの動き一つ取っても、お互いが納得いくような出来になるように、
異なる職種間でのコミュニケーションがとても大切になってくるのです。
■ゲームの形になってきました
完成した素材から順次プログラマーさんに渡し、ゲーム内に組み込んでもらいます。
キャラクターが表示されると、一気にゲームらしい画面になってきました。
ゲームのイメージが具体的になっていくと、モチベーションも上がります!
■インターンシップ前半を終えて
インターンシップは早くも残り2週間となりましたが、チーム制作ではアーティストとして
素材を作成しなければいけない期間はもっと短く、1人の遅れは全体の遅れにもつながるので、
限られた期間内でより良いゲームを完成させられるよう、チームの一員として頑張りたいと思います。
また、チーム制作だけでなく、この2週間で、現場で働いておられるクリエイターの方々に様々なお話を伺った中で、
今まで分からなかった「自分が何を目標に、そのためにどのような努力をすればよいのか」という点が見えてきました。
指導担当の方に、実際の研修課題の内容なども見せていただたいので、
今後の自分自身のスキルアップに役立てていきたいと思います。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
【関連ブログ】
【2013夏】サイバーコネクトツー:デザイナーコース 岡本沙絵さん(1)
■GFF TOPページ
■FUKUOKAゲームインターンシップ TOPページ
■サイバーコネクトツー ホームページ
サイバーコネクトツーでのインターンシップも3週目を迎え、いよいよ後半戦です。
3日目に書いた前回の記事ではほとんど固まっていなかったチーム制作の企画も、何度も練り直し、
2週目にはそれぞれの作業を開始することができました。
■作業の優先順位
今回のインターンシップでは、アーティストは1人だけなので、ゲーム中に出てくるグラフィックは
全て私が担当することになりました。
さて、1つのゲームを作るのに必要なグラフィック素材は、キャラクター、背景、エフェクト、ボタン等々...
たくさんありますが、一体何から作り始めれば良いのでしょうか...?
まずは必要な素材を全てゲームデザイナーさんに書き出してもらいました。

▲必要なグラフィック素材のリスト
このリストの中から、優先順位を決めて素材を作成していきます。
優先順位の決め方ですが、今回は何よりもまず「ゲームとして遊べる形にする」というのが第一の目標なので、
そのために必要な素材から作成することになりました。
今回、最も優先して作成しなければいけないのは、プレイヤーが実際に操作するキャラクターや
敵キャラクターのアニメーション素材です。
逆に、攻撃時のエフェクトなどは、もちろんある方が良いのですが、最低限なくてもゲームとして遊ぶことは出来るので今回の制作での優先順位は低くなります。
このように、優先順位の高いものから作成していくことがチーム全体の作業の効率化につながり、
後のクオリティアップにも繋がるのです。
■キャラクター制作開始
いよいよアーティストとしての本格的な作業に突入です。
今回のゲームは、昆虫の世界を舞台としたシューティングゲームに決まったので、
虫をモチーフとしたキャラクターを描いていきます。
注意しなければいけないのは、私も含め虫が苦手な方もおられるので、なるべく親しみやすいような
キャラクターにしつつも、虫として説得力のあるデザインや動きをつけなければいけないということです。
アニメーションは1枚1枚手描きをし、1枚の画像に並べてプログラマーさんに渡します。
![2013夏CC2岡本氏2[1].jpg](https://www.gff.jp/internship/2013%E5%A4%8FCC2%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E6%B0%8F2%5B1%5D.jpg)
▲このようにキャラクターをアニメーションする順番に並べた素材を作成します。
私は今まで個人でアニメーション制作をしていたのですが、ゲーム制作はアニメーション制作とは異なり、
キャラクターのアニメーションはアーティストだけの仕事ではありません。
例えば、上の画像は蜂のキャラクターなのですが、キャラクターの回転はアーティストが1枚ずつ手描きし、
キャラクターの移動はプログラマーが担当します。
したがって、キャラクターの動き一つ取っても、お互いが納得いくような出来になるように、
異なる職種間でのコミュニケーションがとても大切になってくるのです。
■ゲームの形になってきました
完成した素材から順次プログラマーさんに渡し、ゲーム内に組み込んでもらいます。
![2013夏CC2岡本氏2[2].jpg](https://www.gff.jp/internship/2013%E5%A4%8FCC2%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E6%B0%8F2%5B2%5D.jpg)
▲プログラマーさんのPCでキャラクターを動かしてもらっています。
キャラクターが表示されると、一気にゲームらしい画面になってきました。
ゲームのイメージが具体的になっていくと、モチベーションも上がります!
■インターンシップ前半を終えて
インターンシップは早くも残り2週間となりましたが、チーム制作ではアーティストとして
素材を作成しなければいけない期間はもっと短く、1人の遅れは全体の遅れにもつながるので、
限られた期間内でより良いゲームを完成させられるよう、チームの一員として頑張りたいと思います。
また、チーム制作だけでなく、この2週間で、現場で働いておられるクリエイターの方々に様々なお話を伺った中で、
今まで分からなかった「自分が何を目標に、そのためにどのような努力をすればよいのか」という点が見えてきました。
指導担当の方に、実際の研修課題の内容なども見せていただたいので、
今後の自分自身のスキルアップに役立てていきたいと思います。
それでは、次回の更新をお楽しみに!
【関連ブログ】
【2013夏】サイバーコネクトツー:デザイナーコース 岡本沙絵さん(1)
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