こんにちは!プログラマー志望の前田貴志です。
前回の記事からもう既に2週間が経過し、
このFUKUOKAゲームインターンシップも残すところあと1週間となりました。
そして今回が私の最後のブログになります。
さて最後となる記事の内容ですが、
前回の記事では私が志望するプログラマーに関する内容が少なかったので、
今回はプログラマーの話を中心にお伝えしようと思います。
■プログラマーの役割
プログラマーとは、名前からも分かるようにプログラミングを行う人の事を指します。
作業内容としては、デザイナーさんが作成した企画書に沿ってプログラムを組んでいき、
アーティストさんが描いた絵などの素材を、一つの作品にまとめあげていきます。
もしプログラマーが作業を怠ると、せっかく良い企画書があって良い素材があるのに
ゲームが完成しないという事になります。なので、とても責任重大な役職です!
今回のゲーム制作では、今までの記事でもあったように
プログラマーが私を含めて2名いるので、実装しなければならないものを列挙していき
役割を決めて作業を分担します。
そして今回は、私がキャラクターや敵の動きを担当し、
相方の藤澤君がシステム周りを担当することになりました。
■プログラミング開始 -インターンシップ2週間目-
私がこのインターン中にプログラムを初めて打ったのは、
インターンシップが始まってからちょうど1週間が経過してからです。
それまでの内容は前回の私の記事を参照してください。
さて、プログラムをやっと打ち始めることが出来るということで、
内心かなりテンションが上がっていましたが、はしゃいでいる時間はありません。
お盆休みを挟む関係で、作業ができる日数が普段より少なくなっています。
ですので、プログラミング開始1週間目の終わりには何とかα版を完成させられるように、
急いで作業を進めないといけません。
※α版とは
自分達が作っているゲームの面白さが他人にも伝わる状態のゲームのこと。
キャラクターの画像などは仮のものを使用している場合が多いです。
早速、私はプレイヤーが操作するキャラクターとその仲間達のプログラミングを開始しました。
しかし予定より仲間達の動きに時間を掛かかり、完成した頃には
もう既に三日が経過していました。
予定ではα版が完成していないといけない日でしたが、
まだα版とは言えない状態だったのでスケジュール遅れという形になってしまいました。
■β版作成開始 -インターンシップ3週間目-
先週のスケジュール遅れは休みの間に家でプログラミングを行い、取り戻すことができましたが、
今後このようなことがまた起きないように一層気合いを入れてやっていかないといけません。
そんなプログラミング開始2週間目ですが、ようやく実習室の環境にも慣れ、
プログラマー間のやりとりも比較的スムーズに行われるようになり、
順調にβ版を目指してゲームとして必要な部分を入れていくことができました。
※β版とは
多少のバグが残っていてもゲームとして必要な要素がちゃんと入っている状態のゲームのこと。
見栄えもかなりゲームっぽくなります。
これからのラスト1週間は、ひたすら調整&デバッグ作業を行いゲームの完成度を
高めていくことになります。
プログラマーとしては、ここからが一番忙しいところになる筈です。
という訳で最後の最後まで気を抜かずに頑張っていきます!
■書籍の紹介
余談ですが、せっかくなので指導担当のプログラマーの方に教えていただいた、
ゲームプログラミングの参考になる書籍をいくつか紹介したいと思います。
・ 憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座
こちらの本は、C++言語の書式は分かるけど、
いまいちオブジェクト指向というものが分からない人にお勧めの一冊です。
私もインターンシップ中に家で読んでいましたが、内容がとても分かり易くまとめられており、
良い勉強になりました。
・ EffectiveC++ 第3版
こちらはC++のテクニック集みたいなもので、サイバーコネクトツーのプログラマーさんは
全員読んでいるという書籍です。
私自身、前から興味があった書籍ですが、まだ早いかなと手が届きませんでした。
しかしこのインターンシップを機に読んでみようと思います。
■最後に
あっという間に過ぎ去っていったと感じるこの3週間ですが、
振り返れば「とても内容が濃い充実した3週間だった」と自信を持って言えます。
このFUKUOKAゲームインターンシップに参加することで得られたものは、
どれも私の人生に大きな影響を与えてくれました。
中には自分の知識や技術不足によってチーム全体のスケジュールを遅らせてしまったという苦い経験もありましたが、
その反省を活かし今後自分がどうするべきなのかは、もう自分の中ではっきりと分かっています。
またこのインターンシップで、自分が知りたかったゲーム業界の厳しさや楽しさも現場で実感することができ、
より一層ゲーム業界を目指したいと気持ちが高まりました。
そしてこの1ヵ月の間、私と共にゲーム制作を頑張ってくれたチームの皆さん、
毎日的確なアドバイスをしてくださった指導担当の方々、
お忙しい中質問に答えていただいた社員の皆様、
そして私をFUKUOKAゲームインターンシップに受け入れてくださった全社員の皆様に、
本当に心からお礼を申し上げます。
これから私は今回の経験を活かして、もっともっと成長し、
プロのゲームプログラマーになって見せます!
それでは皆様、本当にありがとうございました!!
【関連ブログ】
サイバーコネクトツー:プログラマーコース 前田貴志さん(1)
■GFF TOPページ
■FUKUOKAゲームインターンシップ TOPページ
■サイバーコネクトツー ホームページ
前回の記事からもう既に2週間が経過し、
このFUKUOKAゲームインターンシップも残すところあと1週間となりました。
そして今回が私の最後のブログになります。
さて最後となる記事の内容ですが、
前回の記事では私が志望するプログラマーに関する内容が少なかったので、
今回はプログラマーの話を中心にお伝えしようと思います。
■プログラマーの役割
プログラマーとは、名前からも分かるようにプログラミングを行う人の事を指します。
作業内容としては、デザイナーさんが作成した企画書に沿ってプログラムを組んでいき、
アーティストさんが描いた絵などの素材を、一つの作品にまとめあげていきます。
もしプログラマーが作業を怠ると、せっかく良い企画書があって良い素材があるのに
ゲームが完成しないという事になります。なので、とても責任重大な役職です!
今回のゲーム制作では、今までの記事でもあったように
プログラマーが私を含めて2名いるので、実装しなければならないものを列挙していき
役割を決めて作業を分担します。
そして今回は、私がキャラクターや敵の動きを担当し、
相方の藤澤君がシステム周りを担当することになりました。

▲相方の藤澤君(左)と私(右)です。
■プログラミング開始 -インターンシップ2週間目-
私がこのインターン中にプログラムを初めて打ったのは、
インターンシップが始まってからちょうど1週間が経過してからです。
それまでの内容は前回の私の記事を参照してください。
さて、プログラムをやっと打ち始めることが出来るということで、
内心かなりテンションが上がっていましたが、はしゃいでいる時間はありません。
お盆休みを挟む関係で、作業ができる日数が普段より少なくなっています。
ですので、プログラミング開始1週間目の終わりには何とかα版を完成させられるように、
急いで作業を進めないといけません。
※α版とは
自分達が作っているゲームの面白さが他人にも伝わる状態のゲームのこと。
キャラクターの画像などは仮のものを使用している場合が多いです。
早速、私はプレイヤーが操作するキャラクターとその仲間達のプログラミングを開始しました。
しかし予定より仲間達の動きに時間を掛かかり、完成した頃には
もう既に三日が経過していました。
予定ではα版が完成していないといけない日でしたが、
まだα版とは言えない状態だったのでスケジュール遅れという形になってしまいました。
![2013夏CC2前田氏2[1].jpg](https://www.gff.jp/internship/2013%E5%A4%8FCC2%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%B0%8F2%5B1%5D.jpg)
▲プログラミングを開始してから1週間目の状態です。
画像はまだほとんど仮のものを使用しています。
画像はまだほとんど仮のものを使用しています。
■β版作成開始 -インターンシップ3週間目-
先週のスケジュール遅れは休みの間に家でプログラミングを行い、取り戻すことができましたが、
今後このようなことがまた起きないように一層気合いを入れてやっていかないといけません。
そんなプログラミング開始2週間目ですが、ようやく実習室の環境にも慣れ、
プログラマー間のやりとりも比較的スムーズに行われるようになり、
順調にβ版を目指してゲームとして必要な部分を入れていくことができました。
※β版とは
多少のバグが残っていてもゲームとして必要な要素がちゃんと入っている状態のゲームのこと。
見栄えもかなりゲームっぽくなります。
![2013夏CC2前田氏2[2].jpg](https://www.gff.jp/internship/2013%E5%A4%8FCC2%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%B0%8F2%5B2%5D.jpg)
▲プログラミングを開始してから2週間目の状態です。
1週間前と比べてかなりゲームらしくなっています。
1週間前と比べてかなりゲームらしくなっています。
これからのラスト1週間は、ひたすら調整&デバッグ作業を行いゲームの完成度を
高めていくことになります。
プログラマーとしては、ここからが一番忙しいところになる筈です。
という訳で最後の最後まで気を抜かずに頑張っていきます!
■書籍の紹介
余談ですが、せっかくなので指導担当のプログラマーの方に教えていただいた、
ゲームプログラミングの参考になる書籍をいくつか紹介したいと思います。
・ 憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座
こちらの本は、C++言語の書式は分かるけど、
いまいちオブジェクト指向というものが分からない人にお勧めの一冊です。
私もインターンシップ中に家で読んでいましたが、内容がとても分かり易くまとめられており、
良い勉強になりました。
・ EffectiveC++ 第3版
こちらはC++のテクニック集みたいなもので、サイバーコネクトツーのプログラマーさんは
全員読んでいるという書籍です。
私自身、前から興味があった書籍ですが、まだ早いかなと手が届きませんでした。
しかしこのインターンシップを機に読んでみようと思います。
![2013夏CC2前田氏2[4].jpg](https://www.gff.jp/internship/2013%E5%A4%8FCC2%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%B0%8F2%5B4%5D.jpg)
書籍画像
▲今回紹介した書籍は、なんと全て私達インターン生の実習室に揃っています!
いつでも借りられるので、自宅に持ち帰って読むこともできます。
▲今回紹介した書籍は、なんと全て私達インターン生の実習室に揃っています!
いつでも借りられるので、自宅に持ち帰って読むこともできます。
■最後に
あっという間に過ぎ去っていったと感じるこの3週間ですが、
振り返れば「とても内容が濃い充実した3週間だった」と自信を持って言えます。
このFUKUOKAゲームインターンシップに参加することで得られたものは、
どれも私の人生に大きな影響を与えてくれました。
中には自分の知識や技術不足によってチーム全体のスケジュールを遅らせてしまったという苦い経験もありましたが、
その反省を活かし今後自分がどうするべきなのかは、もう自分の中ではっきりと分かっています。
またこのインターンシップで、自分が知りたかったゲーム業界の厳しさや楽しさも現場で実感することができ、
より一層ゲーム業界を目指したいと気持ちが高まりました。
そしてこの1ヵ月の間、私と共にゲーム制作を頑張ってくれたチームの皆さん、
毎日的確なアドバイスをしてくださった指導担当の方々、
お忙しい中質問に答えていただいた社員の皆様、
そして私をFUKUOKAゲームインターンシップに受け入れてくださった全社員の皆様に、
本当に心からお礼を申し上げます。
これから私は今回の経験を活かして、もっともっと成長し、
プロのゲームプログラマーになって見せます!
それでは皆様、本当にありがとうございました!!
【関連ブログ】
サイバーコネクトツー:プログラマーコース 前田貴志さん(1)
■GFF TOPページ
■FUKUOKAゲームインターンシップ TOPページ
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