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FUKUOKAゲームインターンシップBLOG

世界、そして、未来を見据える人たちが、福岡にいます。

GFF加盟企業をはじめとする福岡のゲーム企業の現場に入ってその仕事を体験する、ゲームインターンシップ制度。
ゲーム制作の厳しさ、楽しさを学んで、ゲームクリエイターになるきっかけをつかむ体験をブログ形式で報告します。

【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(最終)

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初めまして! 第17回FUKUOKAゲームインターンシップで
サイバーコネクトツーにインターン生として参加させて頂いています!
ゲームプログラマー志望の山下です!

1ヶ月という長いようで短い期間でしたが、今回のブログで最終更新になります。
そんな最終更新ブログは、今回行ったゲーム制作全体の流れ、
およびマスターアップについて書いていきたいと思います。

■参加動機
私はゲーム系の専門学校に通っています。
専門学校では、ゲーム制作に必要な技術を学ぶことが出来ますが、
実際のゲーム制作現場の雰囲気や本当に必要な技術がどのようなものであるかを学ぶことが出来ません。
今回は、実際に複数のゲームを制作しているサイバーコネクトツーにインターン生として参加し、
ゲームを制作しながら現場を体験したいと思い参加いたしました。

■今回のゲーム制作全体の流れ
今回のインターンシップでは、 企画作成 から α版の提出、マスターアップ といった流れでゲーム制作を行いました。

◆企画作成とは
どのようなゲームを制作するかを決定し、アイデアを形にする作業になります。
今回のインターンシップでは、指導担当者の方々に複数の企画を見ていただき、
どの企画でゲームを制作するかをメンバーで相談して決定しました。

◆α版とは
ゲームの肝となる"ここがこのゲームの面白い部分!"が実際に遊べる状態です。
このまま製作を続けるべきかどうかの判断をここで行います。
制作を続けるべきでないと判断されればここで制作作業は終了します。

◆マスターアップとは
ゲームの完成品を提出する事です。
バグを潰し、完全にゲームとして完成している状態です。

それでは、今回のゲーム制作の流れを実際のゲーム画面を用いて紹介していきます。

17thCC205_001.jpg
▲プロトタイプ時のゲーム画面

プロトタイプ時のゲーム画面になります。実際にゲーム画面に仮モデルを配置し、
プレイヤーがマウスポインタの方向に向くようにした物です。
大まかに今回作成しようとしているゲームの全体像が想像できる形になります。

17thCC205_002.jpg
▲α版提出時のゲーム画面


α版提出時のゲーム画面になります。
プロトタイプ版と比べると、プレイヤーの発射と敵の配置、移動処理、プレイヤーと敵との当たり判定など、
今回制作するゲームとして必要である要素が含まれています。
今回のゲームの肝である"コーンを全てポップコーンにする爽快感"を確認できる状態になります。
また、モデルを差し替えたことによって実際のゲーム画面に近づいてきました。

17thCC205_003.jpg
▲ゲーム完成時のゲーム画面

ゲーム完成時のゲーム画面になります。
ステージ毎に出てくるコーンの種類や動きが変わるようになり、プレイヤーが当たったときに
コーンがポップコーンとなって弾け飛ぶ演出が追加や、BGM・SEの追加などが完了し、
企画したゲームを完成させることが出来ました。


■バージョン管理について
今回のインターンシップでは、プログラマー担当の指導者からバージョン管理システム (TortoiseSVN)を使用して
管理するように指導を受けました。
バージョン管理システムとは、コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステムです。

私は今までバージョン管理システムを使用してバージョン管理を行ったことがありませんでした。
分からない部分をネットで調べたり、指導担当の方に直接確認することで
段々と使いこなすことが出来るようになってきました。

バージョン管理システムを使用することで、複数のプログラムの結合作業や
前の状態に戻したい時に簡単に実現することが出来るので、とても効率的にチーム制作を行うことが出来ました。

上記にあるゲーム画面は、ゲーム完成後に特定のバージョンに更新してスクリーンショットを撮影した物になります。

バージョン管理システムを使用することで、こうした特定のバージョンでのスクリーンショットが欲しい時などに
とても役立ちます。

17thCC205_004.jpg
▲バージョン管理システムのリビジョンログ


■ゲーム完成!
1ヶ月間ゲーム制作を行い、遂にゲームを完成させることが出来ました!

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    ▲タイトル画面                          ▲プロローグ画面


17thCC205_006.jpg
    ▲セレクト画面                          ▲リザルト画面

17thCC205_007.jpg
▲ゲーム画面


■最後に
FUKUOKAゲームインターンシップの1ヶ月間はあっという間でした。
実際に現場で活躍されている方々から直接指導していただけることで、
今まで知らなかった技術や方法などを知ることができ、プログラマーとして、とても良い経験をすることが出来ました。

学生として貴重なチーム制作が行えるだけでなく、現場で活躍されている方々から
直接指導も頂けるFUKUOKAゲームインターンシップ。
このブログで興味を持たれた方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。

17thCC205_008.jpg
▲今回のインターンシップでの戦友達です。1ヶ月間ありがとう!

今回の参加者である戦友達とサイバーコネクトツーの皆様に感謝すると共に
これにてブログを終了させて頂きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
それでは!


【関連ブログ】
【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(1)
【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(2)
【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(3)
【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(4)
【2014夏】サイバーコネクトツーでインターンシップ!(5)


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