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クリエイターズバトン:サイバーコネクトツー/吉田元美氏

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カテゴリ:

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株式会社サイバーコネクトツー
グラフィックデザイナー

吉田 元美

 

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1.今の仕事を始めることになったきっかけ

絵を描くこと・構図を模索することが小さな頃から日常の中に組み込まれていたので、
何か絵を使った仕事ができないかと探していたときにピンときたものがCGという言葉でした。
そして高校生の時に進路指導室の資料棚からゲーム業界の本を見つけ、CGを使ってゲームをつくりたいと思い専門学校に進路決定をしました。
ゲームというものはアニメ・漫画・映画・音楽等全てのエンタテインメントの要素を持っています。それを最大限に活かして活躍しているサイバーコネクトツーという会社に興味を持ち応募をしました。

 

2.どんな仕事をしていますか?

ゲーム中のキャラクターに動きを付けるモーションデザインを担当しています。
日常的な演技から激しいアクションまで様々ですが、動きを付けて初めてキャラクターを実感できます。
ゲームに組み込まれるものなのでレスポンスを意識し、ゲームバランスを考慮したモーション作りを心がけています。
一番の難関は「キャラクター性」です。どう動けば「らしさ」が出るかを毎回悩みながら作っています。
キャラクター性を出すには指先や足先など末端の部分まで気を配ることが大切だと思っています。見えにくい場所ではありますが「何か動いた」という感覚を見る人に与えることで動きを印象付けます。私の場合はよく紙に描き起して細かい部分を考えています。
ここで頭の中がぐるぐるしてしまった時などは周りの人に意見を聞いたりします。意外と間逆の意見が出たりして頭がスッキリするものです。こういったコミュニケーションも仕事の上で大事だと思います。
キャラクターが上手く動いたときの感動は何にも代えられないくらい大きく、自分次第で表現がどんどんと広がっていくので非常にやりがいのある仕事です。

 

3.私にとっての思い出のゲーム。

「ファイナルファンタジーⅩ」です。
初めてPS2で遊んだゲームで、そのグラフィックに圧倒された覚えがあります。
ゲーム中にシアターというイベントムービーを繰り返し見られる場所があるのですが、随分長い時間そこに入り浸っていました。
思えばこの作品もゲーム業界を目指すきっかけだったのかもしれません。
そして「幻想水滸伝Ⅲ」も私の中で忘れられないゲームのひとつです。
私の中の価値観を大きく変え、クリア後一ヶ月ほどは悶々としていました。
当時ハッピーエンドが当たり前だと思っていた私にとって衝撃的なラストだったからです。
それからは主人公達だけでなく敵や群集などから見たストーリーを考えるようになりました。
そういったこともあり、ひとつのゲームプレイに掛ける時間が長くなりました。

 

4.最近読んで面白かった本やおすすめの映画はこれ!

映画の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」です。
前作「序」の続きですが、今作はテレビシリーズとはまったく違った話になっています。
話の面白さもそうなのですが、テンポにも注目してもらえればと思います。
間の取り方がすごく上手いので演出面でとても参考になります。
後はどこが3Dでどこが手描きなのかを探してみるのも面白いかもしれません。

 

5.ゲーム業界を目指す方へアドバイス

「やろうと思えばなんでもできる」ですね。
「できるか心配」ではなく「できる」と思いきって始めれば案外達成できてしまうものです。
そして集めた情報の中から自分の「できる」範囲の想像をたくさんしてください。
その想像を現実に作り出すために一生懸命になれば自然と結果も出ているはずです。

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